はじまりのお話
お寺には様々な想いを抱えて
来られる方が沢山います。
そのなかで一人の女性の言葉が
この御守をつくるきっかけとなりました。
「母の手術が成功するよう、
効く御守はないですか」
母を想う娘の祈るこころは、
御守というカタチとなって届けられ、
母親のこころの拠り所となることでしょう。
「御守が人々の祈るこころを
カタチにした存在であるならば、
その想いにかなったものを作りたい。」
それがこの御守のはじまりでした。700年続く朝のお経
横浜市にある妙法寺は、700年続く歴史ある日蓮宗のお寺です。1日の始まりは、365日欠かす事なく続いている朝6時のお経から。御守へのご祈祷は100日修行を終えた者だけに許される木剣修法(ぼっけんしゅほう)により行います。
御守の中身はタブー!?
「御守は開けちゃいけない」と思っている方は多いですが、この御守の内符(ないふ)と呼ばれる木札は普段お寺の本堂にお祀りされている御本尊や守護神が刻まれた分身であります。普段お参りしているものだから、罰が当たるなんてことはありません。
御守らしさにこだわって
人々の祈るこころが普遍的であるように、その想いをカタチにした御守も昔ながらのふっくらした織りとデザインにこだわりました。お寺や慈悲を囲むように人と人が繋がる姿を表した妙法寺のロゴと、持つ人の気持ちが明るくなるようなキレイな色で仕上げました。
想いを贈りたい
幸福をもたらす木として知られる桐は、日本の気候風土に最も適した素材であり、古来より保管・保存の必需品として使用されてきました。また、軽さと優美な木目から贈答用に適しており、大切な方へのギフト用として桐箱をご用意しました。
仏神の功徳と「祈るこころ」が響き合う唯一無二の御守
この御守は、通常袋の中にある
“内符”という木札が別になっております。
“内符”とはお寺にお祀りされているご本尊の分身であり、
その功徳を常に身につけられるようにしたのが御守です。
そして、この御守は“内符”の裏面に「名前」や「願い事」
また「贈る相手へのメッセージ」を書き入れ、
ご自身で御守袋へ入れて封じる、
仏神の功徳と人々の祈るこころが共鳴する
新しいカタチの御守です。